音調の伝播・定着のメカニズム解明にかんする探索的調査研究

• 研究課題/領域番号: 21720141
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 言語学
• 研究機関: 九州共立大学 (2010-2011); 大阪大学 (2009)
• 研究代表者: 岡田 祥平 九州共立大学, 共通教育センター, 講師 (20452401)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 日本語学 / 音声学 / 社会言語学 / イントネーション / とびはね音調 / 首都圏方言 / 自発的な対話音声 / 「とびはね音調」 / データベース / アクセント / 同意要求表現 / 同意要求

研究概要

本研究は、田中ゆかり氏によって命名された「とびはね音調」と呼ばれる首都圏の若年層に観察される「新しい」音調が,日本の地域社会にどのように伝播していくのか,そのメカニズムを模索するものである。研究期間内には,福岡県北九州市に所在する大学1年生を対象とした言語意識調査を実施するとともに,「とびはね音調」そのものの性質を詳細に記述すべく,首都圏生え抜きの大学生同士の対話音声の分析を行った。

研究成果

• [雑誌論文] インターネットを利用した方言語形分布調査の可能性-「もせるごみ」小考- (2012)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 雑誌名: 九州共立大・九州女子大学・九州女子短期大学生涯学習研究センター紀要 巻: 第17号 ページ: 73-89
  • NAID: 40019303193
  • 査読あり
• [雑誌論文] 九州共立大学キャンパスことば集(第1版) (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 雑誌名: 九州共立大学研究紀要 巻: 第2巻第1号 ページ: 69-82
  • NAID: 120005826581
• [学会発表] 日本語諸方言における同意要求表現とその音調の研究の可能性・展望(そして誘い) (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 日本音声学会第323回研究例会
  • 発表場所: 山梨大学
  • 年月日: 2011-06-25
• [学会発表] 日本語諸方言における同意要求表現とその音調の研究の可能性・展望(、そして誘い) (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 日本音声学会第323回研究例会
  • 発表場所: 山梨大学
  • 年月日: 2011-06-25
• [学会発表] 全国諸方言における同意要求表現とその音調に関する調査に向けて-「とびはね音調」を中心に- (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 研究発表会
  • 発表場所: ハートピア京都
  • 年月日: 2011-03-09
• [学会発表] 文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性-日本語諸方言の同意要求表現を中心に考える- (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 「文末音調と発話意図とを統合した話し言葉のアノテーションの可能性」研究発表会
  • 発表場所: ハートピア京都(京都府立総合社会福祉会館)
  • 年月日: 2011-03-04
• [学会発表] 全国諸方言における同意要求表現とその音調に関する調査に向けて-「とびはね音調」と福岡県下の諸方言とのかかわりとを中心に- (2011)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 九州方言研究会第31回研究発表会
  • 発表場所: 九州大学
  • 年月日: 2011-01-09
• [学会発表] 音調の伝播・定着のメカニズム解明の試み-「とびはね音調」を題材に考える- (2009)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 近畿音声言語研究会月例会
  • 発表場所: 西宮市大学交流センター
  • 年月日: 2009-05-02
• [学会発表] 音調の伝播・定着のメカニズム解明の試み-「とびはねな音調」を題材に考える (2009)
  • 著者名/発表者名: 岡田祥平
  • 学会等名: 近畿音声言語研究会
  • 発表場所: 西宮市大学交流センター(兵庫県)
  • 年月日: 2009-05-02