研究課題/領域番号 |
21720143
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
今泉 志奈子 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (90324839)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 形態論 / 語彙意味論 / 言語学 / 述語形成 / 事象構造 / 所有概念 / 個体とイベント / 意味関数 / 被影響 |
研究概要 |
本研究では、日・英・独語において、変則的な格表示をみせるため「例外」と見なされてきた文法現象に統一的な記述と説明を与える試みである。英語の使役(受動)文、日本語の受動詞、独語の「自由な与格」とその解釈についての研究成果に基づき、個体と事象との間に一種の「所有関係」を認め、形式化することで、イベントの内外に生起する個体の格表示に、類型論的に興味深い分類基準を見出し得る可能性を指摘することができた。
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