研究課題
若手研究(B)
変体仮名には,語のなかで特定の位置に特定の変体仮名が用いられることで語の境界を明示する機能的役割があるが,本研究は仮名表記の伝統を持たないキリシタン版の原語の仮名表記に注目し,その機能的運用が当初は組織的でない事,経験を蓄積することで次第に組織化されていることに注目し,変体仮名の機能的運用が語を表記するという経験の蓄積によるものであり,独立した表記上の規則ではないことを明らかにした。
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人文科学論集(信州大学)
巻: 46巻 ページ: 21-30
巻: 46 ページ: 21-30
40019309644
ひですの経キリシタン研究
巻: 48 ページ: 198-225
折井善果『ひですの経キリシタン研究第48輯』
ページ: 198-225
国語国文研究
巻: 137巻
40017035846
国語国文研究 137