研究課題/領域番号 |
21720162
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 國學院大學 |
研究代表者 |
吉田 永弘 國學院大學, 文学部, 准教授 (30363906)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 従属節 / 文体史 / 目的表現 / 中世語 / 連体法 / 原因理由表現 / 文法史 / タメニ / 原因・理由表現 |
研究概要 |
目的と原因を表すタメニを採り上げて奈良時代から江戸時代までの資料を調査した。その結果、以下のことが明らかになった。 (1)目的用法は「セム(ガ)タメニ」の構文から「スルタメニ」の構文に変化すること。 (2)原因用法は「スル(ガ)タメニ」の構文から「シタタメニ」の構文に変化すること。 (3)変化の転換期は17世紀頃であること。 (4)事態の実現の捉え方が変化したことが変化の要因となったこと。
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