研究課題/領域番号 |
21720249
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 公益財団法人大阪市博物館協会 |
研究代表者 |
飯田 直樹 公益財団法人大阪市博物館協会, 大阪歴史博物館, 学芸員 (10332404)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域支配 / 大阪 / 都市 / 警察 / 方面委員 / 社会事業 / 社会政策 / 部落 |
研究概要 |
本研究は、対象時期を大正7年(1918)の米騒動前後に限定し、当該期になされた地域支配構造の「再編」の中身を大阪に即して解明することをおもな目的として実施されたものである。その結果、以下の諸点を明らかにした。(1)大阪府方面委員制度は、それ以前の警察社会事業の限界を克服するために創設された新しい社会事業であるということ。(2)創設当初の大阪府方面委員制度は部落対策事業としての性格が強かったこと。(3)警察社会事業は、都市民衆騒擾対策として開始された日露戦後の新しい社会事業であること。
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