研究課題/領域番号 |
21720264
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
井上 直樹 京都府立大学, 文学部・歴史学科, 准教授 (80381929)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 東アジア / 朝鮮古代史 / 高句麗 / 倭 / 古代東アジア / 朝鮮半島 / 対外関係 |
研究概要 |
本研究は、6世紀末から7世紀初の高句麗の対倭外交について、隋・唐、百済・新羅、倭の動向と関連づけて総合的に分析し、当該期の高句麗の対外政策のなかに位置づけ、その意義を追求したものである。 従来、高句麗の対倭外交は、隋・唐との対立を直接的な原因として展開されたと考えられてきたが、研究の結果、高句麗の対倭外交は、隋・唐との対立を前提としつつも、直接的には朝鮮半島における高句麗の対新羅戦略と深く関わって展開したことを明らかにし、古代東アジア諸情勢理解に新たな視点を提示した。
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