研究課題/領域番号 |
21720270
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 立教大学 (2011) 名古屋大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
小澤 実 立教大学, 文学部, 准教授 (90467259)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ルーン石碑 / スカンディナヴィア / 中世 / デンマーク / 起源千年 / ハンブルク司教 / ゴーム老王 / ハーラル青歯王 / ノルウェー / スウェーデン / イェリング |
研究概要 |
本研究の成果は次の三点に要約される。第一にルーン石碑の歴史学的分析手法の確立とその精緻化である。ルーン文字のテクストならびにコンテクスト双方に注目し、石碑の社会的機能を抽出する分析手法が確立された。第二に以上の方法論に則ったルーン石碑の分析である。とりわけハーラル青歯王によるイェリング石碑が多様な視認者を意識して構築されたモニュメントであることが証明された。第三にあたらしい中世史像の構築である。紀元千年のスカンディナヴィア世界は周辺諸国さらにはロシア、イスラーム世界、ビザンツ世界といったユーラシア世界と交渉を行う政治体であることが提示された。
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