研究課題/領域番号 |
21720298
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
増山 篤 弘前大学, 人文学部, 准教授 (50322079)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 地域区分 / 等質地域 / クラスター分析 / 最短距離木 / 空間的自己相関 / 主成分分析 / 等値線 / 多変量 / 空間的連坦性 / 均質性 / 空間データ |
研究概要 |
本研究では、まず、等値線に基づいて地域区分を行う方法を提案した。そして、提案された方法および既存地域区分法方法を、そのさまざまなケースに対して適用し、この適用結果から、いずれの方法が優れるか明らかにすることを試みた。その結果、空間単位数がごく少数の場合、平均的には等値線に基づく方法が、部分地域内部の均質性の点で、他方法を上回った。ただし、空間的自己相関傾向が強い場合、あるいは、空間単位属性が多変量であり、変量間相関関係が弱い場合については、必ずしも等値線に基づく方法が優れないことも示した。以上のように、等値線に基づく方法が優れない場合はあるものの、空間単位数が多くなれば、こうした弱点は目立たなくなるように見受けられることも示した。なお、等値線に基づく地域区分を実行する算法については、今後とも研究すべきいくらかの課題を残した。
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