研究課題/領域番号 |
21720330
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 日本福祉大学 |
研究代表者 |
小國 和子 日本福祉大学, 国際福祉開発学部, 准教授 (20513568)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 開発人類学 / 国際協力 / フィールドワーク / 「場」の特性 / 農村開発 / 支援 / アクター / インドネシア / カンボジア |
研究概要 |
本研究では、文化人類学的調査の過程であるフィールドワークに焦点をあて、人類学実践から開発援助への寄与の可能性を検討することを狙いとする。このため、「場」を鍵概念として、調査者を含む様々な出会いや相互作用が生じるさまを観察対象とした。事例群の考察を通して、調査者の「人々の現実に寄り添う」姿勢や視点、問いのありかたが、援助現場において特徴的なコミットメントとしてみえてきた。このようなフィールドワーカーのその場へのかかわりは、相互作用的な実践スキルとして、人々を分野別の問題対象と見がちな制度的支援現場において意義を有するのではないかと結論づけられた。
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