研究課題/領域番号 |
21730001
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 兵庫教育大学 (2011) 北海道大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
坂口 一成 兵庫教育大学, 大学院・学校教育研究科, 准教授 (10507156)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 比較法 / 中国法 / 刑事裁判論 / 裁判の正統性 / 刑事法 |
研究概要 |
本研究の課題は種々の裁判統制制度が構築されている現代中国の刑事裁判の正統性(legitimacy)根拠の解明である。本研究は裁判の目的によりそれは異なるという視座に立ち、まず裁判の主位的目的が「統治秩序の維持・形成」であることを明らかにした。また、裁判統制制度の目的・機能を考察し、特に中国共産党によるそれが「統治秩序の維持・形成」を目指したものであることを明らかにした。さらに「公正」の位置づけについても考察を進め、それが裁判にとって副次的要請であることを明らかにした。
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