研究課題/領域番号 |
21730026
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
柳瀬 昇 駒澤大学, 法学部, 准教授 (90432179)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 憲法学 / 共和主義的憲法理論 / 討議民主主義理論 / 司法権 / 裁判員制度 / 民主的司法のディレンマ / 弾劾制度 |
研究概要 |
本研究は、国民主権国家における裁判所の権限行使の民主的正統性を、共和主義的憲法理論ないし討議民主主義(deliberative democracy)理論に基づき再検討しようとするものである。裁判員制度について、改めてその意義が問われている今日、そもそも、国会や内閣と比べ相対的に民主的基盤の弱い裁判所が、司法権ないし違憲審査権を行使しうるのはなぜかという憲法学が追い続けてきた課題を、最新の共和主義的憲法理論ないし討議民主主義理論から照射することにより、主権者国民と裁判所との関係性を再定位した。
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