研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、欧州情報通信分野への事前規制としての事業法規制の中に競争法的思考の存在意義を示した。情報通信産業を規制から競争的環境へ移行させるため、常に競争法的観点からの分析を行うということで上記移行に係る法規制の断絶を回避することが可能となったと評される。もっとも、詳細な競争法理論を用いた規制は、規制当局側の規制コストの増大、事業者側に対する法の過剰規制が問題として明らかとなった。結果、法運用コストの観点から事業法と競争法の関係を検討する必要性が生じた。
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比較法雑誌 45巻1号「掲載決定」
40019060354
比較法雑誌
巻: 45巻1号(掲載決定(印刷中))