研究課題/領域番号 |
21730064
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
刑事法学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
武内 謙治 九州大学, 法学研究院, 准教授 (10325540)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 少年行刑 / 少年刑務所 / 少年院 / 少年院法 / 少年矯正 / 少年鑑別所法案 / 裁判員裁判 / 少年院収容受刑者 / 不定期刑 / 社会的援助 / 社会復帰 / 自立支援 / 第三者機関 / 権利保障 / ドイツ / 不服申立 / 欧州行刑規則 |
研究概要 |
本研究では、少年行刑法に関する分析を行った。近時の国際人権法では、身体拘束処分の対象となる少年に対する「無傷性」の保障と社会とのつながりの確保がより一層強く求められるようになっていることを明らかにした。また、ドイツでは、社会的法治国家原則上、社会復帰が憲法上の権利であるという前提から、少年行刑においては成人行刑よりも拡充した権利保障が求められており、法目的、運営組織、定員、処遇形態、職員数・構成、コスト、居室の広さ、居室の形態、面会方法・時間、電話などの使用、教育・作業、懲罰、釈放時の援助、不服申立について、少年独自の権利保障方法が求められていることも明らかにした。
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