研究課題/領域番号 |
21730127
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 神戸大学 (2011) 早稲田大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
飯田 健 神戸大学, 大学院・法学研究科, 特命講師 (50468873)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2011
|
研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 政権交代 / 総選挙 / 投票行動 |
研究概要 |
本研究の目的は、与野党に対する有権者の「期待」と「失望」とがどのようにして形成されるのかという問いに答えるべく世論調査データ分析と社会科学実験とを組み合わせることによって理論構築および実証分析を行い、ひいては今後の日本政治における政権交代のメカニズムを明らかにすることであった。研究の結果、主に次のことが明らかになった。 政権交代をもたらすような、有権者の投票行動は有権者の間での与党に対する失望と野党に対する期待との同時的な高まりによって起こる。 与党に対する失望と野党に対する期待とは、「同じコインの裏表」ではなく、別のものであり、与党に対する失望が自動的に野党に対する期待を生み出すわけではない。
|