研究課題/領域番号 |
21730143
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 国際日本文化研究センター (2010) 静岡文化芸術大学 (2009) |
研究代表者 |
佐野 真由子 国際日本文化研究センター, 海外研究交流室, 准教授 (50410519)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 外交史 / 国際関係史 / 江戸時代 / 朝鮮通信使 / 米国総領事ハリス / 将軍拝謁 / 外交儀礼 / 欧米外交官 / 長崎 |
研究概要 |
本研究は、幕末期に展開される欧米諸国との関係を、江戸時代を通じて維持された対朝鮮を軸とする日本の国際関係の上に位置づけ、徳川幕府による外交の連続性を見出そうとしたものであり、それを体現する存在として、幕臣筒井政憲(1778~1859年)の生涯と仕事を考察の中心に据えてきた。筒井の事績に関する具体的な史料調査を基盤としつつ、筒井を基点に、幕末の動乱期において「開明派」と位置づけうる幕臣たちが、世代交代を重ねながら政策現場で受け継いだ経験の蓄積に光を当てることにより、これまで語られてこなかった徳川外交の「連続性」を浮かび上がらせることに成功したと考えている。
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