研究課題/領域番号 |
21730186
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 関西学院大学 (2010) 一橋大学 (2009) |
研究代表者 |
加藤 雅俊 関西学院大学, 経済学部, 助教 (80507707)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 産業組織 / 競争政策 / 入札談合 / 公共調達 / 実証分析 / 公共調逹 |
研究概要 |
当研究における1年目は,日本の独禁法審判決に関する入札談合の事例として福岡市造園事件を取り上げ、「入札談合と基本合意-福岡市造園事件-」というタイトルにて事例分析の論文を発表し、様々な事例を集めて共同執筆によって書籍「独占禁止法の経済学」を出版した。また、入札データを構築することに注力して、そのデータセットを用いて2年目に入札談合の実証分析を行った。特に、実際に談合を行っていたとして競争当局によって立入調査を受けた公共建設工事のデータを用いて、立入調査前後で価格を決定する要因にどのような相違があるかを明らかにしてきた。具体的な成果は、上記研究の初期段階のものを日本経済政策学会年次大会で報告して、現在最終成果のとりまとめを行っている。さらに、本研究のテーマの基礎となっているトピック、市場における企業間競争が市場成果にどのような影響を与えているかについての関連研究として、市場からの退出やイノベーションなど様々な側面に注目して、国内外の学会やセミナー、国際的学術雑誌において多くの研究成果を発信するように努めた。
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