研究課題/領域番号 |
21730249
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
大森 拓磨 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (00334219)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 中央銀行 / フリーバンキング / アメリカの銀行制度 / アメリカ / インディアナ / 州法銀行制度 / 通貨金融 / 連邦準備制度 / 銀行間組織 / システミックリスク / 通貨・信用秩序 / プルーデンス |
研究概要 |
本研究の目標は、フリーバンキング論批判の観点から、中央銀行なき時代のアメリカ各地で中央銀行的な機能が自生する構造を探ることにあった。そのなかでインディアナ州の銀行制度が、複数の支店銀行を州域内の各行政区に配置し州都の本店銀行で統轄するという、現在のアメリカ連邦準備制度のデザインに連なる独特な銀行間組織をすでに紡ぎ出していたことを突き止め、通貨・信用秩序の健全性維持に向けた中央銀行的な機能を帯びた制度や組織が地域単位で形成・発展・衰退する具体的な過程を解明することができた。
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