研究課題/領域番号 |
21730251
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 早稲田大学 (2011) 富山大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
北村 能寛 早稲田大学, 社会科学総合学術院, 准教授 (90409566)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 高頻度データ / 外国為替市場 / 市場期待 / マイクロストラクチャー / 市場参加者の異質性 / ファイナンス / 高頻度データー |
研究概要 |
近年、市場期待を為替レートに反映させる役割を果たすと考えられてきたオーダー・フローのその役割が低下していることが、ここ数年のデーターセットを用いた実証分析より明らかとなった。このことは、オーダー・フローは市場期待を伝達する要素とそれ以外の要素(ノイズ等)で構成され、前者が後者に支配されていることを推測させる。そこで、オーダー・フローの要素別分解方法についての研究を中心に行い、その分解から市場期待を抽出することを試みた。そうすることで、観察されたオーダー・フローから市場期待と知ることが可能となり、適切なタイミングでの政策発動もしくは適切な政策の立案への貢献が期待される。
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