研究課題/領域番号 |
21730268
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小倉 義明 立命館大学, 経営学部, 准教授 (70423043)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 金融論 / 中小企業金融 / リレーションシップバンキング |
研究概要 |
中小企業向け融資市場において,企業側が相見積もりを取っている場合でも,メインバンクが単独融資する場合はそうでない場合よりも平均で0.5%程度高い約定金利(短期融資)を設定していることが2008年の中小企業向けアンケート調査の個票データを用いた統計的分析から明らかとなった.このプレミアムは統計的に有意であり,かつ約定金利の標本中央値1.9%に比して無視できない経済的インパクトを持っている.とくにメインバンクに一時的資金繰り難時の救済を期待している企業でこの傾向が顕著であることがわかった.
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