研究課題
若手研究(B)
本研究は、企業間で新しい人事制度が普及し、企業内で浸透するプロセスを説明する理論的な枠組みを構築するものである。具体的には次の点を明らかにした。(1)新しい人事制度が企業間で伝播するプロセスを説明するメカニズムとして、同型化圧力とネットワークが重要な役割を果たしていることを明らかにした。(2)企業内で新しい制度が浸透するプロセスでは、本来の制度の目的とは異なる意味づけが重要な役割を果たしている。(3)企業間の普及プロセスに関しても企業内の制度の浸透に関しても、関連する行為者による新しい制度への意味解釈が重要である。
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経営論集(東洋大学)
巻: 78号 ページ: 225-236
110009623897