研究課題/領域番号 |
21730370
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
北川 教央 神戸大学, 経営学研究科, 准教授 (80509844)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 利益の品質 / 情報リスク / 株式資本コスト / 負債コスト / 経営者予想 / 個別リスク / 情報環境 / 会計発生高の品質 / 利益平準化 / 利益の予測可能性 / 経営者持株比率 / 利益の時系列特性 / インプライド資本コスト / 利益の質 / 会計発生高の質 / 利益の持続性 |
研究概要 |
本研究の目的は、会計利益の品質と株式資本コストおよび負債コストとの関係を明らかにすることである。分析の結果、本研究では以下の知見を得た。 (1)利益の変動性が大きいという意味で利益の品質が低い企業ほど株式資本コストは高い。 (2) 利益の品質に関する代表的な代理変数である会計発生高の品質、利益の持続性、利益の予測可能性、および利益平準化と社債の利率スプレッドとの間には負の相関関係がある。 (3) 利益の品質の代理変数である会計発生高の品質、利益の予測可能性、利益平準化と個別リスクとは負の関係を有する。 (4)経営者予想誤差で測定された経営者予想利益の品質と個別リスクとの間には負の相関関係がある。
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