潜在的自尊心の補償的高揚と集団価値の内在化の過程の検討

• 研究課題/領域番号: 21730491
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 社会心理学
• 研究機関: 奈良大学
• 研究代表者: 村上 史朗 奈良大学, 社会学部, 准教授 (30397088)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 社会心理学 / 潜在的自尊心 / 社会的規範 / 社会系心理学

研究概要

脅威状況において潜在的自尊心が上昇する効果を、潜在的自尊心の補償的高揚と呼ぶ。この補償的高揚が生じる条件を検討した結果、どのような脅威でも生じるのではないことが示された。具体的には、能力への脅威などの個人的脅威場面では生じず、対人的な脅威場面で生じることが示された。また、規範的行為の遵守・逸脱に関連する要因が、法的規範と社会的規範で異なることが示された。

研究成果

• [雑誌論文] 住宅用火災警報器設置の抑制要因の検討 (2012)
  • 著者名/発表者名: 村上史朗・岡泰資・栗岡均・佐藤博臣
  • 雑誌名: 奈良大学紀要 巻: 40 ページ: 137-148
  • NAID: 40019235410
  • URL: http://repo.nara-u.ac.jp/modules/xoonips/listitem.php?index_id=3381
• [学会発表] Informative values of injunctive and descriptive norms on normative behaviors (2012)
  • 著者名/発表者名: Murakami, F.
  • 学会等名: Annual Meeting of Society for Personality and Social Psychology
  • 発表場所: San Diego, USA
  • 年月日: 2012-01-26
• [学会発表] formative values of injunctive and descriptive norms on normative behavic (2012)
  • 著者名/発表者名: Murakami, F
  • 学会等名: Society for Personality and Social Psychology
  • 発表場所: San Diego, USA
  • 年月日: 2012-01-26
• [学会発表] 住宅用火災警報器設置抑制要因の時系列的検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村上史朗・岡泰資・栗岡均・佐藤博臣
  • 学会等名: 日本社会心理学会
  • 発表場所: 名古屋大学
  • 年月日: 2011-09-19
• [学会発表] 住宅用火災警報器の設置と規範意識の検討 (2011)
  • 著者名/発表者名: 村上史朗・岡泰資・栗岡均・佐藤博臣
  • 学会等名: 日本火災学会
  • 発表場所: 東京理科大学
  • 年月日: 2011-05-17