研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,社会的スキルが要求される感情表出の葛藤場面を設定し,他者との関係性が感情コミュニケーション過程に及ぼす影響を検討することである。その結果,面識のない観察者の存在は,未知関係のコミュニケーションを促進する効果を持つ一方,友人関係の感情表出には影響を与えないことが明らかとなった。友人関係のペアにおいても,観察者が面識のある人物の場合には,観察者による促進効果が認められた。二者間コミュニケーション場面において,外部観察者は表出行動を促進することが考えられる。
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