研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,小学生が教室談話に適応する過程を,他者の発言に対する「聞き方」の発達的変化という観点から明らかにすることであった。協力校1校の1, 3, 5年生における国語の一斉授業をビデオ撮影し,視線の微視的な分析を実施した。その結果, 1年生では教師の視線を追従していた一方で, 3年生以上になると教科書などにも注意を払いながら聞くようになっていたという学年間の発達的な差の存在が明らかになった。
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社会言語科学
巻: 14巻 ページ: 141-153