研究課題
若手研究(B)
本研究は,人間の行動の「不作為」に着目し,不作為の認識や実行に関する発達を明らかにすることを目的とした。研究の結果,認識面については,作為と不作為を比較すると前者の方がより悪く感じる不作為バイアスが発達的に明確になった。また,実行面については, 5歳になると通常のだましを柔軟にできるようになった。しかし,不作為の要素を含むだましは6歳でもまだ難しく,全体的に不作為の難しさが明確になった。
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