研究課題
若手研究(B)
本研究では、2歳の幼児とその母親を対象に幼児が5歳に達するまでの縦断調査を実施した。一回の調査はインタビュー調査と実験調査により構成される。インタビュー調査は日常での幼児の自己主張・自己抑制行動とそれへの母親の応答や感情、さらに、その背景となる母親の心理社会的状況について聞き取るインタビュー1、および実験での母子の様子を振り返り語ってもらうインタビュー2により構成される。実験では母子でパズルに取り組んでもらい、そこでの母子のやりとりを記録した。これにより、母子の共同発達過程の一側面としての幼児の自己制御機能の発達過程をその背景となる母の認知的枠組みや心理社会的状況の影響をも含めて明らかにした。
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生涯発達心理学研究
巻: 第5号 ページ: 111-123
40020161575
巻: 第5号