催眠療法の治療的メカニズムおよび有効性に関する理論的枠組みの構築

• 研究課題/領域番号: 21730541
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 秋田大学
• 研究代表者: 清水 貴裕 秋田大学, 教育文化学部, 講師 (00375453)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円); 2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
• キーワード: 心理療法 / 催眠 / 信念 / 態度 / 潜在的態度 / 期待 / IAT (Implicit Association Test) / 生きがい感 / GNAT (Go/No-go Association Task) / 自己変容 / 不随意性

研究概要

本研究では,個人が有する催眠に対する考え方(催眠観)が,催眠暗示に対する反応や個人の問題解決にどのように影響するのかについて検討した。研究では,日常生活に対する満足感と催眠観が,催眠を受けてみたいという態度や催眠に入りたいという期待に影響を及ぼし,それらがさらに実際の催眠に対する反応に影響することが示唆された。今後は,こうしたプロセスと催眠療法の効果の関連についての検討が必要である。

研究成果

• [雑誌論文] A causal model explaining the relationships governing beliefs, attitudes, and hypnotic responsiveness (2014)
  • 著者名/発表者名: Takahiro Shimizu
  • 雑誌名: International Journal of Clinical and Experimental Hypnosis 巻: 62 号: 2 ページ: 231-250
  • DOI: 10.1080/00207144.2014.869142
  • 査読あり
• [雑誌論文] 催眠期待と催眠状態イメージ・催眠感受性との関連-日常生活に対する態度を媒介変数として- (2011)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 雑誌名: 秋田大学臨床心理相談研究 巻: 10巻 ページ: 37-44
  • NAID: 110009444352
• [雑誌論文] 催眠状態期待と催眠態度が催眠感受性におよぼす影響,秋田大学教育文化学部研究紀要 (2009)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 雑誌名: 人文科学・社会科学部門 巻: 第64集 ページ: 27-31
  • URL: http://hdl.handle.net/10295/1684
• [雑誌論文] 催眠状態期待と催眠態度が催眠感受性におよぼす影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 雑誌名: 秋田大学教育文化学部研究紀要 64巻 ページ: 27-31
  • NAID: 110007092397
• [学会発表] 被催眠者の持つ催眠観の検討-催眠に対する態度、期待および催眠感受性との関連- (2011)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 学会等名: 日本催眠医学心理学会第57回大会
  • 発表場所: 駒澤大学(東京)
  • 年月日: 2011-09-11
• [学会発表] 被催眠者の持つ催眠観の検討-催眠に対する態度、期待および催眠感受性との関連- (2011)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 学会等名: 日本催眠医学心理学会第57回大会
  • 発表場所: 駒澤大学
  • 年月日: 2011-09-11
• [学会発表] 催眠予期を高める要因の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 学会等名: 日本催眠医学心理学会第55回大会
  • 発表場所: 東洋学園大学(東京)
  • 年月日: 2009-11-22
• [学会発表] 催眠予期を高める要因の検討 (2009)
  • 著者名/発表者名: 清水貴裕
  • 学会等名: 日本催眠医学心理学会第55回大会
  • 発表場所: 東洋学園大学
  • 年月日: 2009-11-22