研究課題
若手研究(B)
音楽は聴覚情報処理の中でも、一定の印象や感性を聴取者全般にもたらす点に特色がある。本研究は、和音による感性情報の処理に関して、単体による協和感と、複数の連なりとしての良さの要因を取り上げ、複合的な要因に基づく印象形成過程を検討した。その際に、新たな検討手法として、時系列における選択的評価課題を用いた。その結果、連なりの良さの要因の無視困難性が様々な条件下で示され、その処理の高い自動性あるいはその情報の起源の不確定性が示唆された。
すべて 2010 2009
すべて 学会発表 (4件)