研究課題
若手研究(B)
豊かな社会性をもつ齧歯類デグーを対象とし、そのコミュニケーション能力を支える脳機構の解明を目的とした。動作を正しい順序で行い、他者の行動の順序性を理解することは、円滑なコミュニケーションに不可欠な能力である。本研究は、脳の特定領域の損傷実験により、コミュニケーションの第1段階である他者認知の神経基盤を明らかにした。これまで社会行動への関与については注目されなかった海馬が他者認知に関与することが明らかになった。
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Behavioral Brain Research 219
ページ: 302-309
Behavioral Brain Research
巻: 219 ページ: 302-309
Behavioral Neuroscience 123
ページ: 520-526