研究課題/領域番号 |
21730624
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉田 成章 広島大学, 大学院・教育学研究科, 講師 (70514313)
|
研究期間 (年度) |
2009 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 教育課程 / カリキュラム / 教授学 / 学習指導要領 / 授業 / コンピテンシー / カリキュラム論 / ドイツ / 教育課程(カリキュラム) / 一般陶冶 / 教育学 / コンピテンシーモデル |
研究概要 |
統一後ドイツにおいては、「教育スタンダード(Bildungsstandards)」によるカリキュラム改革が進められてきている。本研究では、この「教育スタンダード」に基づくカリキュラム改革を理論的・実証的に検討した。具体的には、ドイツカリキュラム論に関する文献研究、州レベルでの学習指導要領(Lehrplan)改訂の分析、フンボルト大学IQB(教育制度における質的開発研究所)およびベルリン州の公立小学校でのフィールドワーク等を行った。その結果、(1)コアカリキュラムKerncurriculum論を議論の焦点としながらカリキュラム論が展開されている点、(2)州レベルの学習指導要領がコンピテンシーモデルに基づいて作成されつつある点、(3)子どもへの個別支援とコンピテンシー獲得に重点を置いた教育実践が行われっっある点、を明らかにした。
|