日英の一元的な子ども行政の展開に関する実証的研究

• 研究課題/領域番号: 21730638
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 教育学
• 研究機関: 酪農学園大学
• 研究代表者: 安宅 仁人 酪農学園大学, 環境システム学部, 講師 (20513675)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• 研究課題ステータス: 完了 (2011年度)
• 配分額: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円); 2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: 子ども行政・教育政策と福祉の連携 / 行政の一元化 / multi-agency / inter-agency / 日英比較 / 子ども行政の一元化 / 教育委員会首長部局との関係性 / 自治体間比較 / 子ども行政・政策 / multi-agency論 / 教育委員会と首長部局 / こども課 / イギリス

研究概要

本研究では,主に日本国内の複数の自治体の教育行政と児童福祉行政等を一元的に統括する部署に対してのヒアリング調査と,一元的な子ども・若者支援政策を展開している英国の取り組みに関する現地調査を行った。その結果,子どもや家族と直接向き合う現場レベル-市町村教育委員会の課レベル-において,子ども支援行政の統合が図られることには妥当性があり,また一定程度の効果を発揮するものであることが明らかになった。

研究成果

• [雑誌論文] 英国における一元的な子ども・若者支援行政の再編にかんする整理-core-executive論, multi-agency論にみる政策の調整と一元化の位置づけ- (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 雑誌名: 北海道大学大学院教育学研究院紀要 巻: 第114号 ページ: 1-19
• [雑誌論文] 英国における一元的な子ども・若者支援行政の再編にかんする整理-core-executive論,multi-agency論にみる政策の調整と一元化の位置づけ- (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 雑誌名: 北海道大学大学院教育学研究院紀要第114号 巻: 1巻 ページ: 1-19
• [雑誌論文] 基礎自治体における子ども行政の一元化に関する研究-教育委員会における「こども課」設置を中心に- (2009)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 雑誌名: 教育制度学研究 巻: 第16号 ページ: 102-115
  • NAID: 130007835502
  • 査読あり
• [学会発表] 都道府県レベルにおける子ども関係行政の再編の実態についての整理と考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 学会等名: 日本教育制度学会
  • 発表場所: 玉川大学
  • 年月日: 2011-11-19
• [学会発表] 英国における子ども・若者支援行政の一元化の理論的背景にかんする整理-P・M・フォレット,core-executive論,multi-agency論にみる政策の調整と一元化の位置づけ- (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 学会等名: 日本教育政策学会
  • 発表場所: 琉球大学
  • 年月日: 2011-07-03
• [学会発表] 英国における子ども・若者支援行政の一元化の理論的背景にかんする整理-P・M・フォレット, core-executive論, multi-agency論にみる政策の調整と一元化の位置づけ- (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 学会等名: 日本教育政策学会第18回大会
  • 発表場所: 沖縄・琉球大学
• [学会発表] 都道府県レベルにおける子ども関係行政の再編の実態についての整理と考察 (2011)
  • 著者名/発表者名: 安宅仁人
  • 学会等名: 日本教育制度学会第19回大会
  • 発表場所: 東京・玉川大学