研究課題
若手研究(B)
ホネットの承認論は、理論と実践を架橋する人間形成論である。他方で、承認論は、自己実現を可能にしてきた人類の歴史的発展を組み入れた理論である。しかし、現になされている承認に馴染まない身体を救いあげることは困難である。そこで、承認行為が異なる承認を生み出す内包的な破裂を引き出すことができるような、承認の否定にみられる自己形成論的なポテンシャルを救い出すことが、承認と人間形成を論じる際に必要な視点といえる。
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臨床教育人間学
巻: 4 ページ: 103-122