研究課題/領域番号 |
21730718
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
後藤 知子 浜松医科大学, 医学部附属病院, 臨床心理士 (40345830)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,583千円 (直接経費: 3,526千円、間接経費: 1,057千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 423千円 (直接経費: 326千円、間接経費: 97千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 自閉症スペクトラム障害 / こころの理論 / 感情認知の障害 / バーチャルリアリティ / バーチャル・リアリティ |
研究概要 |
本研究の目的は、自閉症スペクトラム障害(ASD)に対するバーチャルリアリティ・テスト(VRT)の有用性を確立することである。ASD児34名、健常群70名にVRTを施行し、 健常群において、信頼性が確認された。VRT得点では、ASD群と健常群に有意な差が認められた。 健常群において、 8‐9歳群は、14‐15歳群、16‐18歳群と比較して得点が有意に低かった。また、ASD群において、心の理論課題の一次の誤信念課題を通過できない群は、一次の誤信念課題を通過できる群、 二次の誤信念を通過できる群と比較して、得点が有意に低かった。以上の結果から、本検査の信頼性と妥当性が確立されたと言える。
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