研究課題
若手研究(B)
本研究では、集合論的位相空間論におけるいくつかの問題を対象に、強制法をはじめとする集合論的手法を駆使して、新たな成果を得た。これらの成果は位相空間論の伝統的な手法のみでは得られないもので、集合論的手法の位相空間論における有用性が示された。対象とした問題は次のとおり。(1) 距離化可能空間の距離関数全体がなす順序構造の解析(2) リンデレーフ空間の強制拡大による保存性と無限ゲームとの関係、(3) 各点が Gδ 集合であるリンデレーフ空間の濃度の制約と巨大基数公理、(4) 点列の集合への収束の強制拡大による保存性。
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すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (33件) (うち招待講演 1件) 備考 (5件)
Tsukuba J. Math
巻: Vol. 36 ページ: 53-66
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Tsukuba Journal of Mathematics
巻: 36 ページ: 53-66
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数理解析研究所講究録 (印刷中)
http://www.mi.s.osakafu-u.ac.jp/~kada/kaken2009/