研究課題/領域番号 |
21740148
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 京都大学 (2010) 群馬県立ぐんま天文台 (2009) |
研究代表者 |
本田 敏志 京都大学, 大学院・理学研究科, 研究員 (20425408)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 元素合成 / 金属欠乏星 / 銀河の化学進化 / 光赤外線天文学 / 化学進化 / 光学赤外線天文学 |
研究概要 |
本研究では、未だに不明である金やウランと言った重い元素を合成するrプロセスの起源を明らかにすることである。rプロセスの銀河初期における振る舞い調べるために、すばる高分散分光器(HDS)を用いて、銀河系ハローや矮小銀河の超金属欠乏星の化学組成を調べた。矮小銀河は銀河系のビルディングブロックの生き残りと考えられており、その中の金属欠乏星には銀河系形成時の情報が含まれると考えられている。その結果、矮小銀河には銀河系のようにrプロセスが過剰な星が発見されず、銀河の化学進化が矮小銀河と銀河系で異なる可能性があることを示した。
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