研究課題/領域番号 |
21740150
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 信州大学 (2010) 独立行政法人理化学研究所 (2009) |
研究代表者 |
三澤 透 信州大学, 全学教育機構, 講師 (60513447)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | クェーサー吸収線 / 活動銀河核 / 降着円盤 / アウトフローガス |
研究概要 |
遠方銀河の中心核であるクェーサーは、アウトフロー(放出)ガスを通して莫大なエネルギーを宇宙空間に解放し、周囲の星間・銀河間空間に大きな影響を与えている。放出ガスはクェーサーのスペクトル上に吸収線という形で検出される。最大10年に渡る吸収線のモニター観測、光電離モデルの適用、偏光スペクトルの新規取得を通し、(a)吸収線の時間変動率は線幅に依存し、その原因は高電離の遮蔽物質にあること、(b)放出ガスは過去に激しい星形成を経験している可能性があること、などを突き止め、その幾何学的構造に対する知見を得た。
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