研究課題
若手研究(B)
ニュートリノ振動等の標準理論を越えるニュートリノの性質を研究する上でホウ素8起源の太陽ニュートリノスペクトルは最も精密な観測量の一つである。Super-Kamiokandeにおけるニュートリノスペクトル測定で最も大きな不確かさの要因の一つは、ホウ素8からニュートリノが出た瞬間のスペクトルの形状因子である。今研究では、形状因子に作用する弱磁気項と軸性電荷を新たな手法でベータ崩壊の結果から直接決定した。形状因子の不確かさを、初めて実験結果に基づいて決める事ができた。
すべて 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)
Physics Letters B 687巻
ページ: 144-148
PHYSICS LETTERS B
巻: 687 ページ: 144-148
Physical Review C 掲載決定