研究課題/領域番号 |
21740194
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
明 孝之 大阪工業大学, 工学部, 講師 (20423212)
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研究協力者 |
土岐 博 大阪大学, 核物理研究センター, 名誉教授 (70163962)
池田 清美 理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 客員研究員 (40011548)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 原子核(理論) / 核力 / テンソル力 / 不安定核 / 共鳴 / 殻模型 / 第一原理計算 / 高運動量成分 / 中性子過剰核 / 中性子ハロー / 中性子スキン |
研究概要 |
原子核は陽子と中性子がπ中間子とよばれる粒子を交換することで結合する。この結合の力はπ中間子交換力とよばれる。本研究ではこの力が原子核の構造の決定に果たす役割を解明した。まずπ中間子交換力がもつ非等方性を発揮できる新しい原子核模型を構築し、次にその模型を用いて質量数が軽い原子核の構造を解析した。その結果、原子核のエネルギー準位の記述において、π中間子交換力が本質的な役割を果たすことが解明された。他の研究成果として、中性子が陽子よりも過剰な原子核に現れる多体の共鳴状態の理論的予言とその構造解析を行った。
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