研究課題/領域番号 |
21740217
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター (2010) (財)佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン (2009) |
研究代表者 |
高林 雄一 佐賀県地域産業支援センター九州シンクロトロン光研究センター, 加速器グループ, 研究員 (50450953)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
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キーワード | 相対論的電子ビーム / 結晶 / パラメトリックX線 / チャネリング / 放射 / 回折チャネリング放射 / 加速器 / 放射線、X線、粒子線 |
研究概要 |
結晶は原子が周期的に配列したものであり、高速の電子ビームが結晶に入射すると、その周期性を反映しユニークな放射現象が生じる。ある条件を満たすと回折チャネリング放射と呼ばれる新たな放射現象が生じることが理論的に予言されている。本研究の目的は、回折チャネリング放射の初観測とビームモニタへの応用である。本研究では、回折チャネリング放射の生成条件を探索するのに必要となる、結晶透過後の電子ビームの角度分布と結晶から放出されるX線の角度分布の測定装置を開発し、それぞれの観測に成功した。さらに実験を進め、回折チャネリング放射の初観測を目指している。
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