研究課題/領域番号 |
21740240
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 九州工業大学 (2011) 大阪大学 (2009-2010) |
研究代表者 |
渡辺 真仁 九州工業大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (40334346)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 強相関系 / 量子臨界現象 / 強相関電子系 / 価数転移 / 量子臨界終点 / 重い電子系 / 1次相転移 / 非フェルミ液体 / 量子臨界価数ゆらぎ / Ce化合物 / Yb化合物 / 価数揺動 / メタ磁性 |
研究概要 |
強相関遍歴電子系において1次転移の臨界終点が絶対零度に抑制された量子臨界終点近傍で新しい量子臨界現象が出現することを理論的に示した。具体的には、CeやYbの1次の価数転移の量子臨界終点近傍では降温とともに一様磁気帯磁率と核磁気緩和率が発散し、電気抵抗率は温度に比例し、電子比熱係数はlog発散することを示した。この結果は、CeやYb系重い電子系の常磁性金属相で最近観測されている、非従来型の量子臨界現象を自然に説明する。
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