研究課題/領域番号 |
21740253
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
米澤 進吾 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (30523584)
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連携研究者 |
前野 悦輝 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (80181600)
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研究協力者 |
DENIS Jerome パリ南大学, 教授
KLAUS Bechgaard コペンハーゲン大学, 教授
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 擬一次元超伝導 / 磁場角度分解比熱測定 / 超伝導ギャップ構造 / TMTSF系 / 有機物超伝導体 / d波超伝導 / 比熱の磁場方向依存性 / 擬一次元超伝導体 / ドップラーシフト / 高感度熱容量測定 / 磁場角度分解比熱 / (TMTSF)2ClO4 / スピン1重項超伝導 / 超伝導ギャップ / ラインノード / 超伝導揺らぎ |
研究概要 |
有機導体(TMTSF)_2Xは直交する3方向の電気伝導性が互いに異なる擬一次元的導電性を持つ超伝導体として30年以上研究されている。我々は(TMTSF)_2ClO_4の単結晶の熱容量を、磁場方向を高度に制御しながら測定し、その結果からこの物質の超伝導ギャップ構造と熱力学的超伝導相図を明らかにした。これらは超伝導を理解する上で基本的かつ重要な情報であるが、TMTSF系については実験的に明らかになったのは30年の歴史の中で初めてである。
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