研究課題/領域番号 |
21740257
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
長谷川 巧 広島大学, 大学院・総合科学研究科, 助教 (20508171)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 強相関電子系 / ラットリング / パイロクロア酸化物 / ラマン分光 / 非調和相互作用 / 格子振動 |
研究概要 |
β-パイロクロア酸化物に含まれるアルカリ金属は、通常の原子振動と比べて異常に大きな振動をしており、この大振幅振動が超伝導に重要な寄与をしていると考えられている。本研究では大振幅振動を特徴付ける非調和性の評価に初めて行い、超伝導転移温度の最も高いKの化合物で非調和性が特異的に強い事を明らかにした。また、複数の化合物に対する系統的な研究から非調和性の変化を決める因子を求めることに成功し、非調和性の強い大振幅振動を実現するための指針を明らかにした。
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