研究課題/領域番号 |
21740272
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
徳永 陽 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究副主幹 (00354902)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 強相関系 / 核磁気共鳴 / 超伝導 / 強相関電子系 / 強磁性超伝導 / 遍歴電子 / 遍歴雷子 |
研究概要 |
f電子系化合物における超伝導と磁性の関連性を調べるため、強磁性超伝導体UCoGeにおいて核磁気共鳴法による研究を行った。合成条件の異なる複数の試料で測定を行った結果、いずれの試料でも強磁性転移温度付近で強磁性と常磁性との相分離が確認されること、また残留抵抗比の増加と共に強磁性相の割合が増加することがわかった。また強磁性相の増加には必ずしも単結晶試料である必要がないことも判明した。超伝導の体積率も残留抵抗比と共に増加しており、以上の結果はこの系の超伝導出現において、強磁性相の存在が本質的に重要であることを示唆している。
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