研究課題/領域番号 |
21740275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
小野田 繁樹 独立行政法人理化学研究所, 古崎物性理論研究室, 専任研究員 (70455335)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 強相関系 / 磁性 / スピン液体 / スピンアイス / 異常ホール効果 / トポロジー / 強相関電子系 / ゲージ理論 / ヒッグス転移 / ベリー位相 / スピンカイラリティー / 近藤効果 |
研究概要 |
パイロクロア酸化物磁性体Pr_2(Ir, Sn)_2O_7で観測されたPr磁気モーメントのスピンアイス相関と量子ゆらぎの起源を理解するため、Prモーメント間の超交換相互作用を微視的に導出した。この有効量子模型においてスピンアイスが量子揺らぎによって融解した状態が実現しうることを示し、カイラルスピン液体相における異常ホール伝導度を説明した。この理論的枠組をさらに一般化し、局在系Pr_2Sn_2O_7、Yb_2Ti_2O_7に対する中性子散乱実験を説明することに成功した。
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