研究課題/領域番号 |
21740310
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
荒木 武昭 京都大学, 理学研究科, 准教授 (20332596)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ネマチック液晶 / 多孔質 / ガラス的緩和 / アンカリング効果 / 配向欠陥 / ネマティック液晶 / ガラス的挙動 / メモリー効果 / Monte Carloシミュレーション / トポロジーによる拘束 / 液晶 / 空間拘束 / ガラス / 数値シミレーション / 粗視化モデル / 不純物効果 / 相転移 |
研究概要 |
ディスプレイなどに用いられるネマチック液晶を多孔質に閉じ込めると、ガラス的な遅い緩和が現れる。我々はこの現象の物理的起源を明らかにするために、多孔質の構造をあらわに扱ったモンテカルロシミュレーションを行った。その結果、緩和には液晶の弾性に由来する早い緩和と、欠陥の組み換えによる遅い緩和が現れることを明らかにした。また、多孔質の構造を制御することで、その遅い緩和を抑えることができることを見出した。
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