研究課題
若手研究(B)
本研究では、極域電離圏イオンの流出過程に、電子(熱的エネルギーを持つ電離圏電子や降下粒子による大気の電離によって生成される二次電子)がどのような役割を担っているかを観測的に明らかにすることを目的として、欧州非干渉散乱(EISCAT)スバールバルレーダー(ESR)を用いた新規特別観測及びESRデータベースを用いた統計解析研究を実施した。その結果、昼側カスプ領域近辺における電離圏イオン上昇流と電子温度上昇、イオン音波擾乱の関係に関する新たな知見を得ることに成功した。
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宇宙科学情報解析論文誌
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