研究課題
若手研究(B)
最終氷期最盛期(LGM)における熱帯海域の海水温、塩分の季節変動の復元は、今後の気候変動を予測する上で重要なデータとなり得る。本研究では約22, 000年前の南太平洋のバヌアツから採取された化石サンゴ(Porites sp.)を用いてLGMの季節変動を明らかにした。その結果、LGMでは海水温に約5℃の季節性があったことが示唆され、現在(~ 3℃)に比べ海水温の季節変動が大きかったこと、特にそれが冬の海水温低下に起因していたことが示された。また、年平均の海水温は現在に比べ4. 5-5℃低かったことが推察された。
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