研究課題/領域番号 |
21740392
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 独立行政法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
谷水 雅治 独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, サブリーダー (20373459)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 断層 / 破砕帯 / 化学状態分析 / 放射光 / 曹長石 / 硫黄同位体 / 断層破砕帯 |
研究概要 |
1999年に台湾にてマグニチュード7.6の地震(集集地震)をひき起こした、台湾中部のチェルンプ断層の掘削コア試料について、微量元素に着目した鉱物相の断層中央部での変化について放射光X線を用いて考察した。ストロンチウム(Sr)は断層中央部では曹長石に多く含まれており、このことは、流体側に溶けていたSrが、高温下で新たに晶出した曹長石に取り込まれたことを意味しており、その温度は少なくとも250度以上と推定された。つまり、高温の水が断層破砕帯を通過した履歴を示しており、これは断層運動と同期したものと推定された。
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