配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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研究概要 |
線形ポールトラップに捕捉されたイオンプラズマと加速器中を伝搬する荷電粒子ビームは空間電荷効果による集団運動まで考慮しても等価となる.即ち,イオンプラズマにより加速器ビームの振る舞いを実験的に研究することが可能である.我々はビーム物理実験用に最適化した線形ポールトラップシステムの開発を行ってきた.本課題では,線形ポールトラップに捕捉した高密度のイオンプラズマを用いて大強度加速器ビームにおけるハロー形成過程を実験的に研究することを目的とした.我々は,イオンプラズマに共鳴を誘起することで,イオンプラズマにおいてもハローが形成されることを確認した.
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