研究課題/領域番号 |
21750131
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
中村 健二 立命館大学, 理工学部, 助教 (00511693)
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研究協力者 |
深尾 浩次 立命館大学, 理工学部, 教授 (50189908)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 高分子構造・物性 / 複合材料・物性 / 表面・界面物性 / 誘電緩和 |
研究概要 |
ミクロ構造としてラメラ構造を有する界面活性剤-高分子電解質複合体の誘電緩和測定を行い、観測された3つの緩和がそれぞれ、高分子イオンと界面活性剤イオンの間で形成されるイオン対の運動、高分子鎖の運動、界面活性剤の運動を反映していことを明らかにした。また、複合体内で4割ほどの界面活性剤が解離し0.6nm程度の長さをホッピングしながらイオン伝導することが判明した。本研究の結果や解析法は、近年再検討されているPSCの電池材料への応用の道標となると期待される。
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